普段リハビリ関係の記事を書いていますが、理学療法士もれっきとした社会人ですので、社会人として成長するために必要な考え方を書いてみようと思います。
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教えられて成長することはほぼない。自分で調べるから価値がある
僕はよく本を読むのですが、基本的には人に本は貸さない主義です。
なぜかというと、タダで得たものほど価値はないと考えているからです。
僕もそうですが、図書館で借りた本とお金を払って買った本では、同じ情報でもなぜかお金を払った本のほうが価値を感じるんですよね。
これと似た感覚で、先輩から教えてもらった知識とかってさほどの価値を感じないんです。
「へー、ふーん。」くらいにしか思わないんです。というか何も思ってないといってもいいですね。
でも、教えた先輩からすればその知識を得るためにどれほど調べたり、噛み砕いたかは説明しようがないんです。
何かを教えてもらった場合、本当の価値の10分の1くらいに思っていたほうがいいです。
先輩から何かを教えてもらったと思うよりも、ヒントを与えてくれたくらいに考えていたほうがいいです。
そのヒントを元に自分で調べてみることです。
知りたい知識を自分で調べて学ぶことが最も価値ある知識になるのです。
会議などの集まりでは、自主的に発言してみよう
たまにですけど、入職したての新人に対して
「新人は斬新な発想を持っているはずだから、会議ではむしろどんどん発言するべきだ!」などと無理難題を押し付けてくる上司や先輩もいますが、それは新人には酷な話です。
新人が、最初に学ぶべきは会社のしきたりですのでね。
会議などで、最初から斬新な発言ができるわけないんですよ。
最初から発言できる新人は、余程の天才か空気の読めない人くらいです。
ところがですよ。
社会人2〜3年目にもなって、会議などの集まりで一向に発言しない人もいますよね。
実はこっちのほうが問題です。
同じ職場に2年以上もいればどういう会社で、自分も相手もどんな人柄かは十分に認知されてるはずです。
にも関わらず、何も発言しない、何もしないというのは、その場にいないよりもむしろ不利益な存在になっていることに気づいたほうがよいでしょう。
人数が増えると相反して発言者が減るわけです。
だとすれば、いないほうがマシというものです。
発言しなくても頷いたり、違うなら首を傾げたり、それこそ意義申し立てして、少しでも参加している姿勢をみせることで会議の場が活発になります。
是非とも何かしらのアクションを起こしてみましょう。
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次にどうするかを考える
仕事をしていると悩みは付きものです。
僕が普段から思っていることですが、悩む時間ってほんとに無駄なんです。
次どうするか?
どうな行動をとるのが最善なのか?
ここを導き出すために、悩む・・・のではなく、考えるために時間を割くほうが余程意味があります。
悩みがあるのは、何か問題が発生したということです。
その問題をどう解決していくかの行動をとることが重要になります。
優先順位をつけるのではなく、最優先するべきことを挙げること
悩みが10個あったとすれば、そのどれを真っ先に解決しなければいけないのかを考えるべきです。
2番目以下の順番などどうでもいいんです。
やれる作業はたったの一つなのですから。
日本人特有なのかもしれませんが、すべてを完璧にしようとして、結局時間はかかるし、どれも中途半端になることって多いはずです。
まず取り掛からないといけない一番の問題は何かを考えてみると良いのではないでしょうか。