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本好きが選ぶ「百田尚樹」のおすすめ小説をご紹介

投稿日:2016年12月30日 更新日:

皆さんは百田尚樹はお好きですか?

僕は百田尚樹氏の書く小説がものすごく好きなんです。

 

百田尚樹といえば、探偵ナイトスクープの放送作家、小説「永遠の0」などのイメージがありますね。

あとは、「殉愛」の小説が問題になったり、政治絡みでちょいちょい過激発言?をしたりと、世間ではいろいろと取り沙汰されています。

キャラクターとしては、話の面白いツルツル頭のおっちゃんって感じです。

とまぁ、彼のプライベートは置いといて・・・

今回は、僕の大好きな百田尚樹の小説の魅力を余すことなく紹介します。

 

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作品の特徴

僕は彼の書いた小説は9割くらい読んでいますが、僕が思うには2つの特徴があります。

1つは、いろんなジャンルの作品があること。

2つ目は、作品によって表現の仕方が同じ作家とは思えない書き方をしているところです。

例えば、「海賊とよばれた男」「モンスター 」「風の中のマリア 」などは、それぞれ全然ジャンルも違えば、描写も全然違います。

そのため、癖を感じず、いろんなジャンルに手を出せるというわけです。

しかも、「永遠の0 」「海賊とよばれた男」みたいに大ベストセラー作品を生むくらいですから、まぁ面白いんです。

デビュー作「永遠の0」

 

2006年に作家デビューを果たして、初となる作品があの有名な「永遠の0」です。

映画にもなってますね。

「永遠の0」が累計なんと400万部を越えているようです。(2014年2月のデータですので、現在はもっと売れているはず)

歴代のベストセラー本ランキングでもトップ10には入る超名作です。

海賊とよばれた男(上・下)

 

こちらも、2016年12月には映画放映されていて、小説の売り上げは420万部を超えたようですね。

またまた大ベストセラー作品の誕生です。

日本が戦争に負け、家々や建物は瓦礫と化し、日本は絶望的になっている時代で、国岡鐡造という男が石油を武器に産業の発展を目指す物語です。

実はこの作品は、出光興産創業者の出光佐三がモデルになっています。

つまり、実話を少し物語風にしています。

僕は歴史が苦手なのですが、この小説を読みながら歴史を知り、楽しみながら勉強ができて一石二鳥って感じでした。

カエルの楽園

 

これは、日本と中国の関係を題材にしています。

登場人物はカエル中心で、話の趣旨としては「平和を維持するにはどうすれば良いのか考えよう!」ということかなと思いました。

カエルの楽園では、「三戒」といわれる平和を維持する教えなるものがあります。

これは日本でいうところの憲法第9条を指しています。

物語では「三戒」を守ることで、その後どのような世界が待っているのかを描いています。

日本の行く末を、カエルの世界に例えて描いているあたりがユーモラスで面白かったです。

こちらも社会が苦手な僕が勉強になった小説でした。

モンスター

 

この作品は個人的にはかなり好きなストーリーでした。

内容は、見た目のよくない女性が美容整形を繰り返して、男にモテていくって話です。

美容に対する執着が強く、理想の美を手に入れて一人の男を虜にすることができた。

でも満たされない・・・

プリズム

 

こちらもモンスター同様、個人的には好きな作品です。

百田尚樹はいろんなジャンルや表現の仕方があると最初に書きましたが、文章のタッチとしては「モンスター」に近いですかね。

ジャンルは全然違いますけども。

テーマは「解離性同一性障害」、つまりは多重人格の話です。

既婚者である聡子と多重人格の男の恋愛サスペンスです。

好きになった彼は、実際には存在しない人間・・・

プリズムとは、なめらかにみがいた平面を二つ以上もつ透明体。

ウィキペディアより

なるほど!この小説にぴったりのタイトルだ。

影法師

 

影法師とは、人の影のこと。

またまた上手いタイトルの付け方ですね。

こちらは武士の世界観を描いた時代小説です。

頭が良くて剣の達人の磯貝彦四郎と勘一(後の彰蔵)との友情と強い絆を感じた作品でした。

いくら能力があっても強い意志には適わない。そのことを知っている彦四郎がとった行動は・・・

ボックス!(上・下)

 

こちらは高校ボクシングの青春物語です。

主な登場人物は、ひ弱な木樽優紀とボクシングセンスのある鏑矢義平です。

成長期にある木樽はメキメキと実力をつけて、鏑矢を脅かす存在になっていきます。

そんな彼らの前に立ちはだかるのは、高校ボクシング界最強の男稲村・・・

なんか青春ドラマを見ているような爽やかな小説でした。

夢を売る男

 

簡単に内容をいうと、本を出す出版社の裏話です。

僕もこうしてブログを書いているので、出版できたらいいな~と少なからず夢を見ていますが、まぁ現実はそう甘くはないです。

自費で本を出すとなれば、何十万~何百万かかることか・・・

それでも本を出したいと夢見る人が多いわけです。

そんな夢見る人達が敏腕編集者がいいように言いくるめて出版の契約に持っていく様が描かれています。

本を出そうかなと思っている人は、出版社の裏側を診ることができますよ。

フォルトゥナの瞳

 

フォルトゥナはラテン語で、「幸福」を意味するそうです。

幸福の瞳かぁ・・・

奥が深いテーマですね。

この小説の核となるのは「選択」だと思いました。

何を選ぶかで幸福度は変化するのですが、そこには「愛」と「死」が絡んでくるのでより複雑になってきます。

もし、大切な人の死が見えてしまったら、あなたは何を選択しますか?

幸福な生活

 

こちらは短編小説で、各章のラスト一行に何が書いてあるのかドキドキしながら読める小説です。

最後に

百田尚樹氏のおすすめ小説をご紹介しました。

2016年末にも新しい小説が出るみたい!!

週刊文春で連載していた「幻庵(げんなん)」が単行本としてい発売されます。

内容は「囲碁」の話のようです。

百田尚樹が書いた小説で初めて知ったことも多いので、今度も楽しみです。

興味があれば一緒に読んでみましょう。もちろん僕も買います!

 

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