「ChatGPTって結局、どう使えばいいの?」
最近よく聞かれる質問です。
実際、AIはかなり便利です。
ですが、
「とりあえず質問や指示を投げる」
だけでは、思ったような答えは返ってきません。
逆に、使い方を少し工夫するだけで、
- ブログ作成
- 会議資料
- リハビリ記録
- 業務整理
- アイデア出し
- YouTube構成
- SNS投稿
などの質やスピードが大きく変わります。
今回は、ChatGPTなどのAIを仕事で活用する上で大切な「5つのポイント」を実際のビジネスやリハビリ現場を例にしながら整理していきます。
目次
①まず「ゴール」を伝える
AIを使う時に一番多い失敗。
それは、「目的が曖昧なまま質問すること」
です。
例えば、
「リハビリについて文章を書いて」
だけでは、AIはかなり困ります。
なぜなら、
- 誰向けなのか
- 何の目的なのか
- どのくらい専門的なのか
が分からないからです。
リハビリの例
❌ 悪い例
「歩行訓練について説明して」
これだと、
- 学生向け?
- 家族向け?
- PT向け?
- 急性期?
- 在宅?
- 脳卒中?
- 整形?
全部AIの想像になります。
良い例
⭕ 良い例
「訪問リハビリで働く若手理学療法士向けに、“歩行訓練を見る時の視点”を解説してください。
難しい専門用語は減らし、実際の訪問現場をイメージしやすい文章にしてください。」
ここまで伝えると、回答の質はかなり変わります。
②指示は「3点セット」で整理する
AIを仕事で使う人ほど、
- 役割
- 条件
- 出力形式
を整理しています。
役割(ロール)を決める
これは、「どんな専門家として答えてほしいか」を指定する方法です。
例
- あなたは訪問リハの管理者です
- あなたはSEOライターです
- あなたは経営コンサルタントです
- あなたはYouTube構成作家です
これを入れるだけで、文章の方向性がかなり安定します。
条件を入れる
ここが実はかなり重要です。
例えば、
- 結論から書く
- 箇条書きを使う
- 専門用語を減らす
- 具体例を入れる
- スマホで読みやすく
- 800文字以内
- 柔らかい口調
など。
条件を入れないと、AIは“無難な平均点”を出しやすくなります。
実際の例
「訪問看護ステーションのInstagram投稿を作ってください」
だけより、
「訪問看護ステーションの採用向けInstagram投稿を作ってください。
20代〜30代のPT・OT向け。
柔らかい雰囲気。
文字数は少なめ。
スマホで読みやすく。
最後に見学歓迎を入れてください。
の方が、かなり実用的になります。
出力形式を指定する
これも大事です。
例えば、
- ブログ形式
- 台本形式
- Instagram形式
- 表形式
- 箇条書き
- Markdown形式
など。
ここを指定しないと、後から修正が増えやすくなります。
③AIは「それっぽい間違い」をする
ここはかなり重要です。
AIは時々、“自信満々に間違える”ことがあります。
ハルシネーションとは?
簡単に言うと、
「AIの作り話」
です。
実際によくある例
- 存在しない論文
- 間違った医療情報
- 架空の制度
- 存在しないURL
- 古い情報
- 存在しない機能
特に、
- 医療
- 法律
- お金
- 数字
- 最新情報
は注意が必要です。
リハビリ現場でも注意
例えば、
「脳卒中後のリハビリ期間」
などをAIに聞くと、一般論としては合っていても、患者さん個別の状況までは考慮できません。
そのため、
「AIが言っていたから」
ではなく、
“最終確認は人間が行う”
ことが大切です。
④一発で完璧を求めない
AIを上手く使う人ほど、
「会話しながら修正」
しています。
よくある失敗
最初から、
- SEO
- 構成
- タイトル
- 文章
- 感情表現
- 具体例
全部を一気にやらせる。
すると、逆に精度が落ちます。
おすすめの使い方
STEP1
まず構成だけ作る
STEP2
各パートを書く
STEP3
最後に全体を整える
この流れの方が、かなり質が安定します。
⑤最後は「修正指示」が重要
実はここが一番差が出ます。
AIは、
「どこが微妙か」
を具体的に伝えると改善できます。
悪い修正例
❌
- 微妙
- 違う
- なんか変
これだとAIも方向性が分かりません。
良い修正例
⭕
- もう少し具体例を増やしてください
- 専門用語を減らしてください
- 経営者向けにしてください
- 若手PT向けにしてください
- Instagram向けに短くしてください
- 柔らかい口調にしてください
こういう修正はかなり効果があります。
「AIに厳しく言った方が良くなる」は本当?
SNSでは、
「AIにダメ出しした方が精度が上がる」
という話もあります。
ただ、実際に大事なのは、
“厳しい言い方”
ではなく、
「何を直したいかを具体的に伝えること」
です。
例えば
❌
「60点。やり直し」
より、
⭕
「内容が抽象的なので、訪問リハの具体例を3つ追加してください」
の方が、AIは修正しやすくなります。
AIを上手く使う人の共通点
結局、AIを上手く使う人は、
「丸投げしていない」
んです。
- 目的を整理する
- 条件を決める
- 修正する
- 最後に確認する
この流れをしています。
すぐ使えるテンプレ
最後に、実際に使いやすいテンプレを置いておきます。
AIへの依頼テンプレ
あなたは〇〇の専門家です。
〇〇向けに、
〇〇を目的とした文章を作成してください。
条件
・〇〇
・〇〇
・〇〇
形式
・ブログ形式
・見出しあり
・スマホで読みやすく
不明な情報は推測せず、
事実ベースで回答してください。