このブログを始めて1年と数ヶ月が経ちました。
ありがたいことに見てくれる人も増えてきてますし、勉強になると言ってくれる人もいて、ほんとに嬉しいです。
皆様のお陰で、ブログをコツコツ続けることができています。
今後も変わらずどんどん発信していこうと思います。
ところで、僕がブログを始めた頃って、まぁたった1年前のことなんですが、まだまだネット上でリハビリ関連の記事は少なかったと思うんです。
このブログは月間10万PV(アクセス数)以上はありますが、ブログで10万PVを集める人なんて世の中ザラにいます。
これが「理学療法士で」ってなると極端にレアになるんですよね。だからひとまずここを目標に置いていました。
それくらい「理学療法士 × ブログ」をやっている人が少ないということです。
しかし、理学療法士でブログを始めた人が、今年になってからさらに急増している印象です。
いや、ほんとビビるくらいクオリティ高いのがゴロゴロ出てきているから競合(強豪)が増えて焦っています。
焦っても仕方ないので、これからの理学療法士ブログの活用方法について考察してみました。
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ブログで稼ぐための2つの方法
ブログだけでっていうので限定させてもらうと、稼ぎ方には大きく分けて2つの方法があります。
①アクセス数をガンガン集めて、その後にマネタイズを図る
②最初からマネタイズ重視で稼ぐ
普通はアクセス集めもマネタイズも両方やるんですが、僕ら理学療法士ブロガーは大半の人がブログ運営もマネタイズに関してもド素人です。なので、両方をうまくやるのはなかなか難しいのが現状です。
ブログで収益を上げようと思うと、最初からマネタイズ重視の②の方法に徹したほうが良いのは良いと思います。
これはアフィリエイトの高単価案件の紹介記事を書くことで実現できます。
ですが、理学療法士のブログでそれをやるのは少しテクニックが必要です。
というか、理学療法士で最初からマネタイズで稼いでいる人を僕はあまり知りません。
それこそブログだけに留まらず、noteでコンテンツを有料販売したり、集客して勉強会を開いたりしていかないと稼げません。
そもそもnoteだけでGoogleの検索上位に食い込むのは難しいので、どの道ブログでアクセス数を集めてファンを増やしてからnoteで販売いく必要性が出てきます。
そんなわけで理学療法士ブログで稼ごうと思うと、最初からマネタイズを図るよりもひたすらアクセス数を集める①の方法をとるほうがどちらかというと簡単なのです。
アドセンス広告やAmazonなどで商品を紹介していますので、気になった人は「ぽちっと」するはずです。
アクセス数が多いほうが、それだけ見込み客が増えるということです。もちろん信頼できるブログであることが大前提ですけども。
理学療法士ブログはアクセスを集めやすい
最初に書いてますが、まだまだ理学療法士でブログをやっている人が少ないので、いくらでも隙間を狙えるんです。
なぜなら、リハビリのことで困ってる療法士って案外多いですよね。
一般向けのリハビリ記事だって、まだまだ隙間を狙えますよ。
つまり、リハビリ関連の内容はまだまだ需要が高いんです。
コツコツ続けていれば、誰でも10万PVは超えられると思います。
なんせ僕は不器用なので、それなりの労力も使いましたし1年かかりましたが、それを実証することができました。
だいたいコツは掴んだので、20万PVが次の目標になります。
でもですね。
アクセス数だけ集めても、がっつりは稼げないんですよね。
アドセンスの広告料だけでいうと、1PVあたり0.2〜0.3円くらい。広告とのマッチングを考えると、理学療法士ブログのアドセンス広告料は0.2〜0.25円くらいが相場です。
つまり、月間20万PVで4〜5万円の稼ぎです。
ブログは資産ですので、半不労所得的に月に4〜5万も入ってくれば、一旦はバンザイ🙌したいところですよね。
しかしですね。20万PVもあれば、マジで50万円以上稼げる可能性だってあります。
実際そんな人は世の中たくさんいます。理学療法士以外で、ですが。
僕も含めて、理学療法士は恐ろしくマネタイズが下手なのです。
今後のブログの活用方法
理学療法士はガンガンアクセス数を集めていくほうが、最初からマネタイズを図るよりも簡単なのですが、理学療法士ブロガーが増えてきているので、アクセス集めだけではそろそろ窮屈になりそうな気配を感じています。
リハビリ業界も同じですよね。
理学療法士たちが競争し合い「勝者」と「敗者」を生んだとしても、ものすごい窮屈に感じますよね。狭い世界で戦っている感じで。
この職種は医療職とはいえ、対人援助職ですので、技術うんぬんよりも「人と成り」のほうが何倍も重要なのです。
どんな技術を身につけたかよりも「どんな人なのか」のほうが大事だということです。
話を戻します。
そんな感じで、ブログ界で理学療法士同士が同じことをして競い合っても世界が狭くなるだけですし、「どんな人なのか」という個別性を出していくことのほうが大事なように思うんです。
例えば「大腿骨頚部骨折のリハビリ方法」とGoogleで検索してみてください。
理学療法士が書いた記事がたくさん出てきますよね。
もうそんなにいらんのちゃうかいな、、というくらいに。
つまり、やってることがダダ被りなわけです。(こういう記事は需要が高めですし、アクセス数も集めやすいというのもありますが。)
今後は、評価経済社会なんて言われていますが、個人の活動が評価され、信頼と対価を獲得できる時代に変わっていく模様。
(言うてる僕は、顔も名前も出してませんけどね。それについては現在検討中です。)
これからは、競争するよりもお互いに尊敬し合い、競争せずに高め合っていくほうが個々のキャリアとしては成功するのではないかと思います。
そう考えると、ブログは本当にいろんなツールとして活用できそうです。
ブログは、これからのキャリア構築には間違いなく最短かつローコストで始められる最強のツールだと思っています。
ですので、今後もブログのアクセス数を伸ばしていくことは変わらずやっていきますが、同時に他のことも始めていこうと考えています。
これはまだ具体的に形になっていないので、ここで詳しくは書けませんが、要するに「ブログだけで」っていうのはなかなか厳しいと思うんですよね。
ブログの活用例
・勉強会・セミナーの集客
・キャリア構築の公演(セミナーと変わらんけど)
・書籍出版
・コンサル(内容は様々)
・コンテンツを有料化(noteなど)
など。
おそらく他にもありそうですが、簡単に思いつく限りはブログをこんな風に使うこともできます。
このように、ブログを活用してどんどんリアルビジネスにつなげていくのが良いのではないかと思います。
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その情報正しいですか?「ほんとにそうなの?」と疑うことで道は開ける
数年前まではブログのアドセンス広告料だけで月に10万円くらい稼げていたと思うんです。
でも、それはもう過去の話になりそうです。
いつの時代も変化は訪れるものです。
上手くいったという情報は、案外古い情報だったりもします。
患者さんから「理学療法士って給料良いでしょ?」って言われることありますよね。
で、僕らは「いやいや、昔は稼げてたんですよ。でも、今は稼げないですよ~。」なんて苦笑いしながら答えたりしています。
20年前だったら、理学療法士でも月に30~50万円くらいは本当に稼げていたんですよ。
でも、これも過去の話ですよね。
最近よく耳にするのが、
「理学療法士は将来性がないから不安、稼げない。」
でも、本当にそうなのでしょうか?
それも、もしかしたら古い情報かもしれませんよ。
確かに、診療報酬が改訂される度に状況は悪化している業界ですし、理学療法士が毎年1万人以上は誕生している昨今では、病院や施設だけに留まっていては、給料が増えていくことはまずありません。
給料は増えない・・・ということは需要ないじゃん。
ではありません。
理学療法士の需要は益々高まるばかりです。
なぜなら、年々高齢者が増えてきているからです。
高齢者への健康、予防医学は理学療法士が最も専門性を発揮できる分野のはずです。
つまり、今後の日本には理学療法士は絶対的に必要なんですよ。
いや、具体的に言えば、理学療法士の「知識と技術」が必要なんです。
大事なのでもう一度言いますが、理学療法士が・・・ではなくて「あなたのその知識と技術が必要」なんです。
理学療法士としてではなくて、理学療法士の知識と技術を活かせば働く場所はもっと広がると思う。
— かずぼー (@kazubo_rigaku) 2017年8月21日
理学療法士の未来は明るい
少し視点を変えるだけで、ブログだけで月に数万円を稼ぐこともできますし、やり方次第では提供した対価としてもっと稼ぐことだってできます。
理学療法士の知識や技術は宝です。
まずはそのことに気づきましょう。
一般の人にはできないことが、療法士である僕らならできることがたくさんあるんです。
それを模索していき、ブログを大いに活用すれば理学療法士の未来は明るいんじゃないかと考えています。