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理学・作業療法士の臨床実習では、睡眠時間をちゃんと確保しないとダメですよ

投稿日:2016年8月5日 更新日:

理学・作業療法士(言語聴覚士も)の方は、大なり小なり辛い実習を経て、日々患者さんや利用者さんの前に立っているのだと思います。

実習の何が辛いかっていうと、ほとんど睡眠時間がないことが一つの理由として挙げられます。

「睡眠時間のない実習って何の意味があるの?」というのが僕の正直な気持ちです。

僕が実習生の時からそう思っていたことですが、おそらくほとんどの理学・作業療法士が同じこと思っているんじゃないかと思います。

 

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僕の実習といえば

僕も実習はとても辛かったですし、正直に言うと毎日嫌々実習に行ってました。

特に、評価実習と臨床実習のⅠ期目は睡眠時間がほとんどなかったです。

1日の睡眠時間はだいたい3時間くらいでしたかね。

他の人では、1日5分しか寝てないとか、1週間の合計睡眠時間が3時間とか言っていた人もいました。

さすがに、僕はそこまで厳しい実習ではなかったので助かってました。

僕は、いつでもどこでも寝るくらい睡眠を大事にしている人間ですので、強制的に眠れないというのはとてつもないストレスになります。

何でそんなに睡眠時間が短くなっちゃうの?

何でですかね?笑。

レポートが多いってのは、当たり前の原因なんですけど・・・

それだけじゃないような、薄ら寒い雰囲気があるんですよね~。

 

「理学・作業療法士の実習は厳しいものだ!自分たちも厳しい実習を乗り越えてきたんだ!当然だろ!」

みたいに思っているバイザーの人は、さすがに減ってきていると思いますが・・・

 

「そりゃ、睡眠時間は確保してやりたいよ。でも、睡眠時間が短くなるのは、レポートが出来てないからで、当然だろ!」

これくらいは、思っている人まだ多いんじゃないですか?

僕は、学校の決まりがあるからレポートは仕方ないと思っていますが、正直レポートなんかどうでもいいと思ってます。

レポートよりも、ちゃんと寝てコンディションを整えてから患者さんの前に立ってほしいと思っています。

睡眠時間が短いとどうなるの?

実習生の中には、「一睡もせずにレポートをしていた。」

「1週間で睡眠時間は合計3時間だった。」

などと言う人がいますよね。

これって、褒められたもんじゃないですよ。

 

例えるなら、大事な会議のプレゼントテーションがある前日に徹夜で準備したがために、本番になって頭が回らないようなものです。

スポーツの大会でも、前日に気合いが入りすぎて眠れなかったら最高のパフォーマンスは出せませんよね。

これと同じことで、患者さんの前に立ち、評価や治療をしなければいけないときに睡魔に襲われていたのでは、患者さんの大事なサインを見逃すかも知れません。

はたまた、頭が冴えていなければ、バイザーとのディスカッションでトンチンカンな返答をし兼ねません。

つまり、ちゃんと寝ないと次の日のパフォーマンスは極端に落ちてしまいます。

実習でしか学べないことを学びに来ているのに、眠たくなってしまっては全く意味がありませんね。

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理学・作業療法士の実習は、睡眠時間が短くなるもの!という固定観念は捨てましょう

睡眠時間の確保は、実習において一番といって良いくらい大事なんじゃないかと僕は思っています。

夜な夜なレポート作成に時間をとられて、大事な実習の日々を寝ぼけた状態で過ごすなんてアホらしいと思いませんか?

バイザーも実習生も「実習とは睡眠時間が削られるもの」「過酷なもの」という固定観念はもう捨てましょう。

睡眠時間を確保するための工夫

とはいっても、やることはやらないといけませんので、それなりの工夫がいります。

僕は、最後の臨床実習は毎日6時間くらい寝ていましたので、かなりフレッシュな状態で実習を乗り越えることができました。

要は、工夫次第で何とかなります。

そこで、バイザー側の工夫と実習生側の工夫を書いてみます。

バイザーの工夫

僕は、いつも実習生には「ちゃんと寝えや〜」と言います。

なのに、次の日に「レポートが進まず、3時間しか寝てません」とか言う実習生もいます。

バイザーは、実習生が何に詰まって時間がかかっているかを追及しなければいけません。

ただ単にバイザーがヒントを与えて「後は考えてきてね」だけでは、実習生は自宅に帰って朝までのた打ち回るだけです。

ちゃんと「これはこういうことですね」と実習生が解釈するところまで、バイザーが確認してからその日の実習を終えるようにしないといけません。

実習生の工夫

上記のように優しいバイザーばかりではないので、実習生にも当然工夫が必要です。

 

まずは、検査・測定の手技は完璧にしてから実習に行ってください。

患者さん相手だとイレギュラーなことが多くて、思うように検査できないと思います。

そんな臨床場面において、基本中の基本もできてない実習生も中にはいますが、それは論外ですよ。

 

レポートの形式を予め作っておくと良いです。

僕もそうだったのですが、レポートの形式を作っていなくて形式作りで時間がかかっちゃいました。

なので、予め形式を作っておくことは、時間短縮になります。

 

上手に助けを求めるようにしましょう。

今どの段階で、何がわからず躓いているか。など問題点を明確に伝えられるようにしておきましょう。

ここまでは、自分の努力で何とかしてみたが、これ以上はわからないから助けてほしいとバイザーに伝えましょう。

大半のバイザーは助けてくれます。または、一緒に悩んでくれます。

もし、それでも「自分で考えて!」と言うようなバイザーがいれば、学校の先生に相談してください。

とにかく、実習では一人で解決できないことが必ず起こりますので、誰かに助けを求めるようにしましょう。

まとめ

ちなみに、僕が行うフィードバックは基本的にかなり短めです。できれば、10~20分で終わらせるように努めます。

一晩でできる課題量には限度がありますからね。

明日する評価とか訓練内容とかは、その日にもう決めちゃいます。

自宅に帰ってから明日の評価や訓練内容を考えるなんて、ほとんどの実習生はできないです。

実習生は、実習の緊張で自宅に帰ったらもうヘトヘトですからね。

実習において、睡眠時間の確保はすごく大事です。

睡眠は、記憶の定着や身体・精神の回復を促してくれます。

実習でヘトヘトになった身体を回復させてくれます。

 

最後に

理学・作業療法士の実習がもっと充実した楽しい時間になればいいなぁと思います。

 

【理学・作業療法士(学生も)は必見!】

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