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歩行中の転倒は「浮き指」が原因かも!?評価と改善方法を解説

歩行中の転倒は「浮き指」が原因かも!?評価と改善方法を解説

皆さん、浮き指って聞いたことはありますか?

その名の通り、立ったり、歩いたりしているときに足の指が地面から浮いていることをいいます。

実は、浮き指が原因で転倒に到るケースがあります。

今回は、「浮き指」の原因や評価、改善方法をご紹介します。

 

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日本人の60%以上は「浮き指」という実態

浮き指とは、下の写真のように足底が接地していても足の指が浮いている状態をいいます。

冒頭でも書いていますが、浮き指とは立位や歩行時に足の指が地面から浮いている状態のことをいいます。

ある調査によると、小学1~6年生の80%以上に浮き指があると報告されています。特に外遊びの機会が少ない園児は浮き指の出現率が高く、姿勢制御の発達に差があるといわれています。

また、16~49歳の男女を対象にした実態調査では、男性66.0%、女性76.2%に浮き指が認められたと報告されています。

浮き指とは、1~5趾全ての指が浮いているというわけではありません。

浮き指の出現率は第5趾、第2趾の順で多く、第1趾は最も少ないと報告されています。

浮き指と転倒の関係性

若いうちは、浮き指でも転倒に到るケースは少ないですが、中高年になると特に女性で浮き指と転倒経験、転倒不安感との関係性が報告されています。

立位や歩行中に足の指が接地していないと、それだけ接地面積が小さくなりバランスを崩しやすくなります。

また、歩行中では歩幅が短くなる原因にもなりますので、すり足となりちょっとした段差にもつまずきやすくなります。

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浮き指の評価

最も信頼性の高い評価方法は、フットプリント法やピドスコープ法といわれるものです。

フットプリント法

フットプリンターと呼ばれる道具を使い、足底のどこに体重が乗っているかを評価する方法です。

フットプリンターセット インクレス フットプリンター FTP

ピドスコープ法

強化ガラスのステージ面の上に立ち、光の反射を利用して足裏を移す方法です。

簡単に確認する方法

フットプリント法やピドスコープ法は、道具を使いますので持っている方は少ないと思います。

簡単な方法としては、誰かに前方や横から確認してもらうのも良いと思います。

また、裸足で歩いているところを動画で撮ってもらうのも良いでしょう。

浮き指の原因と改善方法

昔に比べて素足で歩く機会が減り、足の指で踏ん張る必要性がない環境で過ごしていることが浮き指の原因といわれています。

また、サイズの合っていない靴を履き続けたり、運動不足、痛みや外反母趾などの足病も浮き指の原因になります。

靴の選定は非常に大切

足の指と靴底の曲がる位置が一致していることが大切です。

 

ヒールは2~3cm高くなっていれば、自然とつま先に体重を移動させることができます。

靴の土踏まず部分(シャンクと呼ばれるところ)が柔らかすぎると土踏まずが下がってしまい、上手く足の指まで体重が乗りにくくなります。シャンクの部分はやや硬めのほうが良いです。

また、つま先部分がある程度自由に動くものが良いです。

何より、ためし履きした状態で歩いてみることをおすすめします。

足の運動

タオルギャザーや踵上げなどで足の指やふくらはぎの筋肉を鍛えます。これらの運動は歩行中の歩幅の増大にもつながります。

タオルギャザー

足の指でタオルをたぐり寄せます。

踵上げ

支持物に掴まり、つま先立ちをします。

生活習慣の見直し

子供であれば、外で遊ぶ機会を増やすことは浮き指の予防になります。

女性はハイヒールを履く機会が多いと思いますが、外反母趾など足病の原因にもなりますので、長時間の歩行ではなるべき避けたほうが良いでしょう。

また、歩幅を増大することで、自然と足の指を使いますのでノルディックウォーキングもおすすめです。

参考記事)

まとめ

浮き指と転倒の関係性について解説しました。

日本人の60%以上は浮き指になっており、特の女性では転倒のリスクもあります。

浮き指の予防は、将来的な転倒予防にもなりますので、元気な内から改善しておきましょう。

是非参考にしてください。

 

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