理学療法

【FIM】理解の評価

投稿日:2017年2月10日 更新日:

機能的自立度評価法(Functional  Independence  Measure:FIM)理解項目について詳しく解説します。

 

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理解の定義

相手が伝えようとしていることの意味を正しく捉える能力の評価します。

相手の指示や会話がわかるかどうか、我々が患者に話しかける際、どのくらい手間がかかるかをみています。

 

その先の判断力は問いません。

例えば、「もうすぐお昼ごはんですね?」と聞くと、

患者さんは「まだお昼ごはんの時間じゃないですよ」と言ったとします。

この場合、患者さんは昼食のことを聞かれたのは理解できていますので、点数が下がることはありません。

また、表出においてもできていますのでこちらも減点にはなりません。

理解の採点方法

介助量
介助者なし 7 完全自立 0%
6 修正自立 0%
介助者必要 5 監視・準備 0%
<10%
4 最小介助 <25%
3 中等度介助 <50%
2 最大介助 <75%
1 全介助 ≧75%

 

 

採点方法を大きく分けると、まずは複雑・抽象的な内容の理解が可能かどうかをみます。

無理なく可能であれば7点となり、時間がかかる、大声で話す補聴器や筆談などが必要なら6点となります。

複雑・抽象的な内容とは?

●集団会話

●テレビ・新聞の話題

●ドラマの筋・冗談

●宗教的な内容

●金銭問題

など

 

複雑・抽象的な理解が難しければ、基本的欲求の理解が可能か、またその欲求にどのくらいの手助けが必要なのか5~1点で採点します。

基本的欲求の内容とは?

●食事

●飲み物

●排泄・清潔

●睡眠

など

5~1点の手助けとはどのようなものか?

ゆっくり話す

繰り返す

強調する

間をとる

ジェスチャーを交える

Yes-Noを用いる

内容を推察する

など

理解の5~1点とは

基本的欲求(単純な会話)に関する話題を理解するのに、手助けが必要な頻度で採点します。

例えば、

基本的欲求を10%(1/10回)の確率で理解している → 5点

2点の場合

単語レベルで可能

ジェスチャーにより理解

Yes‐No(口頭・首振り・指差しetc)で答えさせる配慮が必要

この場合は、2点となります。

 

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