理学療法

【FIM】トイレ動作の評価

投稿日:2017年1月17日 更新日:

機能的自立度評価法(Functional  Independence  Measure:FIM)トイレの項目について詳しく解説します。

 

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トイレ動作の定義

以下の3つを評価します。

①下衣を下げる

②陰部・殿部などを拭く

③下衣を上げる

 

※以下の内容はトイレ動作に含みません

●トイレへ近づく  移動の項目で評価

●トイレに乗り移る  トイレ移乗の項目で評価

●括約筋を絞める、その後始末  排泄コントロール排尿管理排便管理の項目で評価

トイレ動作の採点範囲

ベッド上で差し込み式便器を使用したり、ポータブルトイレを使用している場合は、その際の衣服の下ろし、陰部・殿部を拭くなどを評価します。

また、生理用品の扱いも評価の対象になります。

ウォシュレットは補助具とは考えない。(日常化しているため

トイレ動作の採点方法

介助量
介助者なし 7 完全自立 0%
6 修正自立 0%
介助者必要 5 監視・準備 0%
4 最小介助 <25%
3 中等度介助 <50%
2 最大介助 <75%
1 全介助 ≧75%

 

トイレ動作の採点範囲をすべて自分で行っていれば7点となります。

自助具を使用したり、時間を要している場合は6点となります。

さらに、下衣の上げ下ろしで立位をとる場合には、手すりの使用なども評価の対象になります。

手すりを使用し、自分で衣服を上げ下ろししている場合には6点となります。

トイレ動作の準備(5点以下)とは

例えば、衣服の上げ下ろしや陰部の清拭が自分でできたとしても、生理用品の扱いに介助者が必要であれば5点になります。

トイレ動作の介助(4~1点)

①下衣を下げる

②陰部・殿部などを拭く

③下衣を上げる

のうち何割を介助しているかで採点します。

 

例えば、3つのうち1つに介助が必要な場合は、1/3=33.3%であり、3点となります。

下衣服の上げ下ろしに介助が必要な場合

立位に触れている程度の介助 → 4点

立位は介助、下衣を上げるのに介助 → 3点

立位は介助、下衣を上げるのも下ろすのも介助 → 2点

排尿と排便、または日内変動で動作能力に差がある場合

低い方の点数で評価します。

例えば、排尿は最小介助(4点)だが、排便はオムツを使用し交換も全て介助でしている場合は1点となります。

また、日中は自立しているが、夜間は監視している場合は5点となります。

 

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