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転倒と薬の関係性について

転倒と薬の関係性について

直接的に転倒に至る薬としては、睡眠剤などを想像されると思います。

実はそれだけではなく、薬の長期服用と転倒は大きく関係しています。

 

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薬の服用数と転倒発生率の関係

高齢者の多くは、何かしらの病気のために薬を服用していることは少なくありません。

高齢者の中には薬に依存している人もいて、複数の医療機関から薬を処方してもらっている場合もあります。

薬は治療方法として重要なものですが、薬の多くは副作用があります。必要量を服用すること、必要がなくなれば適時服用量の変更、または中断をしていくことが必要です。

薬を服用している量が多いほど転倒発生率が増加する

毎日、1~2錠服用している人に比べて、3~4錠服用している人のほうが約2倍転倒発生率が増加しています。

さらに、5~6錠服用している人は、転倒発生率が約5倍に増加している報告されています。

もちろん薬の量だけで転倒しやすいとは言い難いところもあります。なぜなら薬の量が多いということは病気がちなわけで、体が弱っているともいえます。

海外の転倒と薬の報告によれば、薬の量を再評価し減量を試みたところ、転倒リスクが約40%減少したとの報告もあります。

薬の副作用に「転倒」と記載されているもの

副作用として、「転倒」と記載されているものは、睡眠鎮静薬、抗てんかん薬、アルツハイマー型認知症治療薬、抗精神病薬、パーキンソン病治療薬があります。

しかし、てんかんや認知症、パーキンソン病などの病気自体が転倒を引き起こしやすいため、一概に因果関係を決定づけることはできません。

注意事項に「眠気、めまい、ふらつき、注意力の低下」などと記載されている薬は転倒への十分な配慮が必要です。

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転倒の原因となる副作用

転倒を起こしやすい副作用についてご紹介します。

精神・神経機能の低下

眠気、ふらつき、失神、意識障害、注意力の低下、めまい、せん妄、末梢神経障害、しびれ

運動機能の低下

歩行障害、脱力、筋緊張の低下、失調、下肢麻痺、パーキンソン様症状

その他

低血糖、低血圧、視力障害

何かしらの効果を求めて薬を飲むかと思いますが、こうした副作用があることを理解しておくことが大切です。

まとめ

高齢者の多くは、病気の治療のために薬を服用することは自然なことです。

だたし、長期間見直しをせずに服用し続けるというのはよくありません。

転倒予防の視点からは、できる限り薬の量は減らしたほうがよいです。

てんかんや認知症、パーキンソン病など転倒しやすい病気もあり、それらの病気を改善するために服用する場合もあります。

治療として必要な薬もありますので、定期的に医師や看護師、薬剤師などに相談し、適用量を処方してもらうことが望ましいです。

 

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